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【チャート分析】日足チャートの基本:75日線

前回のチャート分析では「日足チャートの基本:25日線」
を取り上げましたが、
今回は日足チャートの中で2番目に重要な指標である

「75日移動平均線」

について説明します。


●下値抵抗として機能する75日移動平均線

75日線がきっかけで大きく動くケースも多々見られます。
最近の例では
3911:Aimingがあります。


スマホゲームの会社ですが、
2月に連続ストップ高となったあと、株価は急落。
その後3月から4月末にかけて横ばいで推移しました。
この間に75日線がゆっくり上昇しており、
4月28日に75日線に株価がぶつかるかな?
といったところで、
5月1日から再び急騰となりました。
75日線が下値支持線として機能した例です。

「急騰した株が2か月くらいの横ばいを経て
 75日線に近づいたころに反発」

良くある勝ちパターンの1つです。
急騰した銘柄はそのとき乗れなくても、
忘れたころに、第2波にのれることがありますので、
継続的にチェックしておきたいものです。


●上値抵抗線として機能していた75日線を突破
もう1つの例は、
上値の抵抗線となっていた75日線を
突破したことで、大きく動く例です。
最近の例ではこのブログで
1290円で登場した2372:アイロムグループ
が挙げられます。



この銘柄はコロナショックがあった3月末から
上昇に転じましたが、
75日線で2回跳ね返されています。
しかし、3回目のトライで75日線上に浮上
25日線との間隔が狭まったところで、
3日連続ストップ高となりました。

75日線が抵抗となり何度か跳ね返され、
 25日線との間で行き来をしながら
 その間にエネルギー蓄積。
 75日線を突破できたところで、急騰」

これも良くある勝ちパターンの1つとなります。
75日線と25日線の関係性に着目しながら
銘柄選定をすることは非常に大事です。
ちなみに、
この銘柄は、コロナウイルスのワクチン開発に関する材料が
5月1日の午後にでて、
これをきっかけにストップ高となりました。
チャートの節目には、
何かの材料が出ることも多いです。
チャートに合わせて材料を出すのか、
チャートが煮詰まるころに
たまたま何かが起きるのか、
分かりませんが、不思議なものです。
材料のおかげもあり、翌日もストップ高。
3日目もストップ高に張り付けば良いなあともいましたが、
出来高が多すぎる感じも受けたので、
ストップ高のところで売りをだし、
めでたく決済できました。

勝ちパターンの1つとして、
こういった銘柄を探したいものです。